ソロキャンプを始めようと思ったら、まず「テント!!」を考えますよね?
しかし、「テント」を調べると沢山の種類があり、何を選んで良いのか困惑しませんか?
ソロキャンプブームで様々な商品が出てきました。新しい商品が出るほど、「何を選べば良いのか?」混乱してしまいませんか?
本記事では、テントの種類・特徴・選ぶ基準を紹介します!
テントを購入する前に事前知識を知っておくと、自分に合ったテントを購入することができます。

ここで自己紹介をさせてくださいね!!
40代からソロキャンプデビューしたseaと申します。
月に2回ペースで行き、2年が過ぎました。
今は、体調不良のため中止してますが💦
テントの種類と特徴


テントの種類には、ワンポール型・ドーム型・ハップ型・カマボコ型テントがあります。今回は、ソロキャンプデビューしやすい定番のワンポール型テントとドーム型テントの紹介をします!!
ワンポール型テントの特徴


ワンポール型テント
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特徴:テントの中心に1本のポールを立てて立ち上がせる三角錐型テント。
ポール1本で設営ができるため、初心者向けです。
ワンポール型テントのメリットとデメリット
メリットその① 解放感と不思議な心地が良さが最高!
ドーム型テントに比べ天井が高いため、解放感があります。日頃では味わえない不思議な感覚で過ごすことができます。日頃は四角い部屋に慣れているため、三角の空間は非日常から離れることができます。
メリットその② 設営がシンプルで簡単!
ポールが1本で設営できる構造のテントです。ペグワークは必要で、普通のテントの設営方法と違うため、最初は難しく感じると思いますが、慣れると簡単に設営できます。
メリットその③ ワンポール型テントは可愛くてオシャレなものが多い!
見た目が可愛くてオシャレ! 人目を惹くほど目立ちますよ^^ コットン製やポリコットン製の生地が多いため、通気性に優れています。
メリットその④ 撤収作業が楽ちん!
設営が簡単な分、もちろん撤収作業も楽。ドーム型テントはポールが複数あるため、時間が要します。
テントの設営・撤収作業に時間を割きたくない方におすすめです!
メリットそ⑤ 高身長の方でも窮屈感かない!
機能性が高いテントの特徴は、風の抵抗を軽減したり前室などの機能性を確保したりするため天井の低いテントが多いです。
特に着替えや荷物整理など避けることができないテントでの作業で、天井が高いメリットは他に代えがたい快適性があります。
デメリットその① スペースの中央にポールが立つ!
テントの中央にポールが立つため、テントの中央部分は天井が高いですが天地の端になるほど、天井が低くなってしまいます。そのため、天井が高い中央場所は圧迫感はありませんが、天井が低い場所は狭く圧迫感を感じることもあります。
デメリットその② 天井が低い端部分が斜行でデッドスペースになる!
テントの端になるほど天井が低くなるため、1番端の部分は、荷物さえ置くことができない程の低さです。
テントの内側のふち部分がデッドスペースになることが気になる方も多いです。
デメリットその③ 硬い地面ではペグが打てない!
基本、柔らかい地面を選ばなければなりません。理由は、ワンポール型テントは自立しないため支柱を立て、周囲をペグで固定しなければならないからです。だから、設営するためには、ペグを地面に打つ際に岩盤のような場所ではペグが打つことができません。
設営の際、平らな場所と地面の状態を探す必要があります。
デメリットその④ 雨の日はタープが必要!
一般的に前室みたいなスペースがないため、雨が入ってきたり、大雨なら浸水する可能性もあります。雨のときは、タープを張る必要があります。
一方、タープを張る習慣にすると、陽射し除けや荷物置き場としても利用できます。
デメリットその⑤ グランドシートが必要!
ワンポール型テントはテントの部分のみの構成です。地面部分には別でグランドシートを敷かなければなりません。グランドシートがなければ、地面に座ることになってしまいます。
注意点:テントに合ったグランドシートを購入しましょう! テントに合ったグランドシートが販売しています。
ドーム型テントの特徴


ドーム型テント
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特徴:ドームをデザインしたテントで、基本的なテントのため初心者でも設営しやすいです。丸みを帯びているため風を受け流しやすい構造になっており、耐久性に優れています。そして「前室」と呼ばれる居住スペースがあるため、空間にゆとりをもって過ごすことができます。
ドーム型テントのメリットとデメリット
メリットその① ドーム型テントの天井は圧迫感が少なく快適!
私の身長は152cmと低身長。立つと少し頭を下げるほどです。寝転ぶと圧迫感を感じることはなく、快適な空間に包まれます。横幅も2人寝ると狭く感じるほどで、ソロキャンプの1人で寝転ぶには十分な広さです。荷物を置く場所もあり、デッドスペースはありません。
メリットその② 出入り口から雨が振り込まない!
入り口はしっかりとチャック式で閉まることができます。そのため、雨に濡れることはありません。雨天時は、ワンポール型テントにはない最大の味方で安心できます。
メリットその③ 前室付きなら便利すぎる!
ドーム型テントでも、前室付きとなしでは全く使用用途が広がります。秋以降のキャンプは夜露に悩まされます。靴や小物類の荷物を夜露から守るために、前室に片付けられプラス盗難防止にもなります。また前室にブルーシートを敷き、そこに座ると1つ部屋のような感覚に包まれますよ。
メリットその④ 撤収の際裏面も乾燥できる!
テントは乾燥してから片付けなければなりません。日が昇ると表は乾きますが裏面はなかなか乾きません。ドーム型テントは骨組みがクロスしているだけなので、フライシートを裏返すだけで乾きます。時間がないときは、拭き取れば良いだけです。コンパクトサイズなため、簡単にできますよ。
メリットその⑤ 撤収作業が簡単!
骨組みは簡単にたたむことができ、フライシートとインナーシートをたたむというより、丸めていくように片付けます。コンパクトサイズがベースなためストレスを感じず片付けられます。
デメリットその① 慣れるまでは設営に時間を要する!
ドーム型テントはドームのように骨組みをのばし、クロスしなければなりません。慣れるまで、なかなかクロスした状態でペグ打ちが難しいと感じることもあります。クロスして自立させてしまえOK! クロスさせる際、止めるフックがあるため慣れてしまうと簡単に設営できます。
デメリットその② ペグワークが多い!
骨組みにもペグワークがありますが、フライシートを被せた際も数か所あります。途中で疲れてきます^^ ある程度固定すれば終わりにしてしまうこともありますよ。初心者の方は、しっかりペグワークを行ってくださいね!
デメリットその③ 前室がある場合は前室が閉まる幅を考えペグ打ちをしなければならない!
初心者の方によくあることですが、入り口を広くしたいため大きく広げてペグを打ってしまいます。設営のとき、前室が閉まる幅を考えペグを打たなければなりません。慣れるまでそこまでなかなか考えることができないため、気をつけてくださいね。
デメリットその④ デザインが似たり寄ったり!
ドームの形のためデザインに特殊性はなく、色もどこのメーカーも似たような感じです。独自性を求められません。
デメリットその⑤ ストーブを入れることができない!
天井が低く、ベンチレーションの窓がないため、ストーブは中に入れることはできません! 一酸化炭素中毒になるため、くれぐれも注意してくださいね。
テントを選ぶ基準


サイズと重量
ソロキャンプだからと言って、1人用のテントで十分だと思ってしまいませんか?
これは、大きな間違いです!!
1人用のテントだと「寝る」だけのスペースになってしまいます。
ソロキャンプは、想像以上に荷物が多くなってしまいます。
1~2人用のテントをおすすめします!!
重量は約3~5kg以下です。
機能性
テントの機能性は重要です。
購入する前に考えて欲しいことは、「ソロキャンプの目的」。
オートキャンプで満喫したい方・・・「住む空間」や素材を重視する。
ツーリングでキャンプを満喫したい方・・・軽くてコンパクトさを重視。
デイキャンプを満喫したい方・・・デザイン性があり空間の高さを重視。
このように、「ソロキャンプの目的」と明確にしておくと、自分に合ったテント選びができますよ^^
注意点
防水性
ソロキャンプに行く当日に大雨なら中止できるけど、天気が変わりやすい山奥ではキャンプ中の雨は視野にいれておくべき。
耐水圧って知っていますか?
耐水圧・・・テントに浸みこもうとする水の力を抑えようとする性能値。
耐水圧の目安・・・小雨/500mm 普通の雨/1,000mm 強い雨/1,500mm に耐えることができます。
突如、雨が降ってきたら避難場所はテントしかありません!
避難場所になるテントは、防水性の強いテントがおすすめ。


価格
価格は、ギアのなかでも高くなります。
1万円前後でも十分!!
価格と機能性は比例しているため、高いテントは機能性も良い。
しかし、気軽に始めたいと思うため、1~2万円以下のテントをおすすめします^^
設営が簡単
ソロキャンプは、全て自分でしなければならないことが鉄則。
だから、なるべく設営が簡単なものをお勧めします!
ワンポール型テントの方が設営は簡単。
なるべく設営が簡単のほうが良いけど、「好み」が最終の決め手。
UVカット
テントは、紫外線によって劣化してしまいます。
紫外線防止の指標となる数値は、パーセントであらわす紫外線遮へい率(日本独自の規格)と、15~50+の数字であらわすUPF値(オーストラリア/ニュージーランド規格)があります。UPF値は、50を超えたものはすべて50+と表示することになっています。どちらも数字の大きいものがより良いということです。
テントも人間と同じで紫外線から守らなければなりません。
陽射しや雨によって劣化してしまうため、お手入れはもちろん、UVカットの表示はチェックは重要。
テントの選び方 まとめ


今回は、女性ソロキャンプ向けのテントのワンポール型テントとドーム型テントを紹介しました。
それぞれ、メリットとデメリットがあります。
初めて購入する際に、本当に悩むギアの1つになると思います。
「選ぶときの基準」を参考にして欲しいです!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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